注文住宅ならではの柔軟さが招いたミス


注文住宅というのは、依頼人の希望通りの家を丸ごと建てることができます。
あまりにも自由がききすぎて、柔軟に対応してもらえるからこそ、こちらの希望でやってもらったことが後から失敗だったと思ったことがありました。
それは、ベランダに関することです。
以前に住んでいた賃貸住宅は、建物自体はかなり古いのですが、ベランダがとても広くできていて、布団や洗濯物を思い切り干して、更にベランダ菜園まで楽しめる広さがありました。
それがとても気に入っていたので、マイホームを建てることが決まった時に、まずベランダを広くすることをお願いしました。
家の中にベランダが入り込んでいる設計ではなく、建物からベランダが突き出る感じの設計になったので、主人が何となくベランダが崩れそうな感覚になるので、他の方法はないかと聞いてみたのです。
住宅メーカーの設計担当者は、「強度は全く問題ありませんが、これは気持ちの問題ですからね」と主人の言い分を理解してくれ、ベランダ下の両端に壁をつけ、それを地面に下ろす設計を提案してくれました。
ベランダ下のバーベキュースペースを囲むような形です。
そんな希望にまで対応してくれるんだと、その時は感動したのですが、いざ引っ越して住んでみると、その壁が陰になって、リビングに光が入りにくくなってしまったのです。
「ちょっと暗くなるかもしれませんよ」とは言われましたが、大した問題ではないだろうと思い込んでしまったため、失敗してしまいました。
建売なら細部まで変更できないはずなので、これは注文住宅ならではのミスかなぁと思います。